3月、第3子を妊娠していることがわかったばかりの女優・広末涼子(34)が、2度目の離婚危機に瀕しているという。発表時点で妊娠5カ月の広末に対するメディアの報道はおしなべて好意的ではあったが、その舞台裏はお祝いムードとは程遠いようである。



 広末の妊娠で最も影響を受けたメディアはNHKだろう。低視聴率にあえぐ大河ドラマ『花燃ゆ』の出演オファーを快諾していたが、今回の妊娠により広末サイドはあっさりと辞退。再びキャスティングのやり直しを余儀なくされたことから、「内々にはもう少し早く知らせることができたのでは、と事務所や広末に対して少なからず不信の声も上がっている」(メディア関係者)という。

 しかも広末は昨年、俳優の佐藤健との“不倫デート”が報じられており、今回の広末妊娠は芸能界関係者を驚かせた。まさに、本来であればメディアが真っ先に食いつく格好のネタになるはずの妊娠発覚だが、今回は標的とされずに済んでいるのはなぜなのか。スポーツ紙芸能デスクはこう解説する。


「かつて弱小事務所に所属していた広末は、早稲田大学中退以降、その奇行が芸能マスコミの格好の餌食となってきていましたが、現在の彼女が所属するフラームは吉瀬美智子や戸田恵梨香、有村架純を抱える有力事務所です。広末のネガティブ報道やキャンドルアーティストで夫のキャンドル・ジュンを茶化す記事に対しては、すぐに抗議文を送ってくることで有名です。だから週刊誌もワイドショーも報道を自粛しているというわけです」

 では、広末と夫との本当の関係はどうなっているのか。大手芸能事務所幹部は語る。

「キャンドル氏のお得意先は主に欧州各国ですが、昨今の金融危機の影響でイベントオファーは激減しています。だからといって、家庭で妻子の面倒をみているわけでもなく、実情は完全な『ヒモ状態』といっていい。
広末はそういう夫を軽蔑しており、完全に愛想を尽かした状態です」

 関係者によれば、「広末サイドは、出産報告と離婚報告を同時に行うウルトラCを検討中」という。広末の動向から目が離せない。
(文=編集部)