沢尻エリカ『母になる』に強烈な不安感…「重苦しさ」アダで連続視聴率2桁記録に暗雲

 女優・沢尻エリカが約3年ぶりに主演を務める連続テレビドラマ『母になる』(日本テレビ系)が、4月12日にスタートする。共演は藤木直人や中島裕翔(Hey!Say!JUMP)、道枝駿佑(関西ジャニーズJr.)、さらに小池栄子や板谷由夏、風吹ジュンらが名を連ね、主題歌は安室奈美恵が担当するなど、豪華な顔ぶれとなっている。

 同ドラマは、主人公・柏崎結衣(沢尻)の誘拐された当時3歳の息子が9年ぶりに保護され、母子関係を再構築するためにもがく姿や、その周囲の人々の人間模様が描かれるというもの。沢尻は同ドラマの公式サイトに、「母親役を演じるのは本当に難しい」としながらも、「家族の温かさを伝えていけたらと思っています」とコメントを寄せている。

 私は沢尻の演技や美貌、キャラクターが好きなので、同ドラマが始まるのを楽しみにしている。しかし、その一方で「視聴率は危ないんじゃないかな……」と、不安を感じずにはいられない。

 まず、同枠は今年3月まで、吉高由里子主演の『東京タラレバ娘』を放送し、平均視聴率11.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録。その前は石原さとみの『地味にスゴイ! 校閲ガール・河野悦子』で、こちらも平均12.4%と2ケタ台の成績を収めていた。

 沢尻は吉高や石原と同年代だし、女優としての評価も2人と比較して遜色ないといえるだろう。しかし、『タラレバ娘』や『校閲ガール』がポップな内容だったのに対し、『母になる』はかなりヘビーなテーマだ。特に週の真ん中、水曜日の夜に見るには向いてないドラマといえる。

 さらに遡ると、同枠の『校閲ガール』の前は北川景子の『家売るオンナ』で、こちらはまた雰囲気が違えど笑いどころもあって、平均11.6%とやはり2ケタ。その前クールに嵐・大野智が主演した『世界一難しい恋』も、大野が不器用な恋愛をする姿が微笑ましく、平均12.9%を達成した。

 しかし、さらにその前クールは、今年2月に芸能界を引退した堀北真希の最後の主演作『ヒガンバナ~警視庁捜査七課~』と、わりとシリアスな事件モノで、平均9.6%と1ケタ台に終わっている。同ドラマは脚本自体にも批判があったり、堀北の演技が“棒読み”などと言われたりもしたが、やはりこれも水曜夜向けのドラマじゃなかったと思うのだ。

 そうなると、『母になる』にも不安がよぎる。大野のドラマからずっと2ケタ台をキープしている枠だけに、沢尻で1ケタ落ちするのは局側も避けたいだろう。共演にジャニーズを起用しながらも、主題歌には安易にジャニーズを使わず、ベテランシンガーに任せているところにも、“本気度”がうかがえる。あとは視聴者をどれだけ獲得できるか、そして維持できるかだが、果たして……。
(文=編集部)

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