なお『禁断の裸体』は、ブラジルの劇作家ネルソン・ロドリゲスの戯曲で、妻を亡くした男・エルクラーノと、その弟・パトリーシオや息子・セルジーニョ、エルクラーノと深い仲になる娼婦・ジェニーらの愛憎が描かれているの。観る前は「登場人物の名前がいちいち長いし、ちょっととっつきづらいかなァ」とか思っていたんだけど、役者さんたちの演技の上手さ、ストーリーや演出のあまりにも昼ドラ的なドロドロさ&展開の早さに、笑いつつも一気に引き込まれたわ。

 あとね……。何よりも、メインの役者さんたちの脱ぎっぷりがいいの! エルクラーノ役の内野聖陽さんもパトリーシオ役の池内博之くんもジェニー役の寺島しのぶさんも、「え? 映画ならともかく、こんな公衆の面前で、しかもみなさんみたいなビッグネームが……いいの?」と、こっちが心配になるくらい、禁断の裸体をさらしまくり。
 一方、野村くん演じるセルジーニョは、最初は喪服をかっちり着込んでいる役なので、「うーん、脱ぎはあまり期待できないかしら……」とがっかりしかけたんだけど、中盤からはサービスシーン満載! しかも、ちょっぴり萌えな展開も用意されていて、アタシ、うっかり興奮しちまったわ……。

 とはいえ、ただ下世話なだけではなく、どうしようもない人間の性とか本質が垣間見える部分があったり、心に残るセリフ(「慈悲も時間が経てば腐敗する」とか。うろ覚えだけど)が随所にあったりと、アタシ的には大満足だった『禁断の裸体』。興味のある方は、劇場に足を運んでみて!


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