アイドル再デビューしなかった理由は赤ちゃんです:瀬名あゆむ連載16

アイドル再デビューしなかった理由は赤ちゃんです:瀬名あゆむ連載16
拡大する(全1枚)
本人撮影

瀬名あゆむのAV vs アイドル
~もし元AV女優がローカルアイドルのプロデューサーになったら

第16回「アイドル再デビューしなかった理由は赤ちゃんです」

 こんにちわ。仙台&千葉のローカルアイドル『2ねん8くみ』プロデューサーの瀬名あゆむです。
 私は30歳になる前にAV女優を引退しようと決めていました。
 私は最初〝単体AV女優〞としてデビューし、4作品に出演しただけでフェードアウトしてしまっています。半年後、「もう一度AVやってみるか!」と思い直して「企画単体AV女優」として復帰したのです。そのときにひとつの「目標」として「30歳になるまでにはやめよう」と決めたのです。
 やめるのが目標っておかしいかもしれません。
 でもそれは「一番楽しい状態になったときにやめよう」という目標でした。「だからこそまずは出来る限り精一杯AVを頑張る」「頑張れる自分になる」という目標でした。
 病んだりしない。溺れたりもしない。自分の思わない違う自分になったりしない。「今が一番楽しい自分だよ!」と思えるAV女優になろうという目標でした。
 そんな自分になれたとき、なれているときに、きっぱりやめようと。
   逆に、そう思えるようになるまでの時間は「長くてもギリギリ30歳になるまでだな」とも思ったのです。

AV女優引退を決意した2つの理由

 AV女優をやっていて楽しくなったのはどういう瞬間からか?
 ストレートに告白します。
 それは「売れてから」です。
 売れはじめて、売れっ子になって、自分が必要とされているのが撮影現場ではっきり実感できてから――でした。
 イヤラシイかもしれませんけど、やっぱり〝売れる〞って大事です。
 自分の出演作品がきちんと商品として売れる。その結果、また新しいオファーを戴ける。さらにファンになってくれる方々もどんどん増えていっぱい応援してくれるようになる。そのことでAV出演以外にも様々なメディアへの露出や、撮影会などのお仕事も貰え、やりがいも大きくなっていく。
 そんなビジネスのサイクル・活動のサイクルをきちんと認識できるようになった時、「楽しいな」って思うようになれました。
 そしてそのサイクルを自分で意識して回して行けるようになったとき、「凄く楽しいなぁ。AV女優になって良かったなぁ」と実感できたのです。
 〝売れる〞ってことはお金が入ってくるってことだけじゃない。
 〝誰かから必要にされる〞ってことなんです。そのことの意味と意義がとても大きいと思います。
 AV女優ならば、なによりもファンの方々から必要とされなきゃならない。さらにメーカーさんから、監督さんから、共演者さんから、撮影現場や宣伝関係のスタッフさんたちからも必要とされなきゃならない。いろんな人に必要とされた結果、〝売れっ子〞になれるんです。
 だからAVで売れて、必要とされて、私は幸せでした。
 幸せな自分になれたから「やめてもいいかな」と思いました。
 そしてそのとき、仕事とは別に、ひとりの人が私をとても必要としてくれていました。
 その人が今の私の夫です。
 私はAV引退をし、結婚することにしました。27歳でした。


編集部おすすめ

当時の記事を読む

ブッチNEWSの記事をもっと見る

トピックス

今日の主要ニュース 国内の主要ニュース 海外の主要ニュース 芸能の主要ニュース スポーツの主要ニュース トレンドの主要ニュース おもしろの主要ニュース コラムの主要ニュース 特集・インタビューの主要ニュース

もっと読む

ライフスタイルニュースランキング

ライフスタイルランキングをもっと見る
お買いものリンク