ボブ・ディランおめでとう:ロマン優光連載68

ボブ・ディランおめでとう:ロマン優光連載68
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ロマン優光のさよなら、くまさん

連載第68回 ボブ・ディランおめでとう

「え、ノーベル文学賞にボブ・ディラン?」
 ボブ・ディランがノーベル文学賞を受賞したとの知らせに驚かれた人も多いことでしょう。そして、「よくボブ・ディランのことはしらないけど、とりあえずボブ・ディラン大喜利でうまいことを言ってファボを稼ごう!」と企んだのはいいけど、「ボブ・デュラン」と書いてしまったために「正しくはボブ・ディラン」と見知らぬ人にクソリプを送りつけられたツイッタラーも多かったことと思います。
 自分、ノーベル文学賞の対象って小説か詩ぐらいだとなんとなく思ってたので、シンガーソングライターの歌詞が対象になるなんてびっくりですよ。まあ、別にノーベル文学賞の選考基準に小説と詩に限るなんて書いてないみたいだから、ディランがもらっても問題はないといえば別に問題はないんですが、何か落ち着かない気分ですね。
「アメリカの音楽に乗せて、新しい詩の表現を創造した。」というのがディランの受賞理由なんですが、楽曲、演奏と切り離した独立した詩として評価を受けたのか、音楽込みで歌詞として評価されたのか、いまいちよくわかりません。
歌詞というものは例え同じ言葉・同じ文章でも、その言葉がどういうメロディーに乗っかっているのかもそうですし、演者の声質や歌い方によっても捉え方が全然変わってくるものです。文字列としてしるされた詩だけが評価されるわけではないのです。こういうものから、他の要素を切り離して詩としてだけ評価の対象にすることは可能なんでしょうか。ボブ・ディランの楽曲を聴いたことが全くない人、シンガーソングライターとしての功績を全く知らない人が文字として書かれた歌詞のみで選ぶのならできるでしょうが、歌として聴いたことがある人には、歌や声や演奏から切り離して詩だけのイメージを捉えるのは不可能なのではないでしょうか? そういうところが気になります。


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