官僚のハートを一瞬で掴んだ田中角栄「伝説のスピーチ」とは――池上彰が語る“角栄像”

 池上彰さんが戦後日本の代表的人物を選び、彼らを通して「戦後」を読み直す、連続講義「“戦後”に挑んだ10人の日本人」 。毎回受講生を募り、文藝春秋にて公開授業として実施しています。


 今回はそのなかから、「田中角栄」(第1回)の講義の様子をご紹介します。


官僚のハートを一瞬で掴んだ田中角栄「伝説のスピーチ」とは――池上彰が語る“角栄像”

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■「2018年に生誕100年を迎えた角栄」

 皆さんこんばんは。夜遅い時間に大勢お越しいただきましてありがとうございます。 きょうは田中角栄という人を取り上げます。しかし、今、なぜ田中角栄なのか?


 昨年5月4日は生誕100年ということもあって、折に触れて角栄待望論が唱えられました。総理大臣になったときには「今太閤」ともてはやされ、金脈問題が出ると大変なバッシングを受け、総理大臣を引退した後も、田中軍団の影の黒幕として政治を牛耳った田中角栄。亡くなった後も、彼が『日本列島改造論』で提起したいろんなプロジェクトが現在まで続いています。


 考えてみれば、そうして戦後のかたちを作ってきたのは、実は田中角栄ではないのか、ということで、今ますますその人物が高く評価されるようになってきているわけです。


 田中角栄という人は、その時々によって評価が異なるんですね。その毀誉褒貶をこれからお伝えしようと思います。そこからどのような評価を下すかは皆さん方にお任せすることにします。田中角栄の毀誉褒貶については、文藝春秋も一定の役割を果たしている。そのことも含めて、因縁のあるこの文春ホールでお話しできればと思っています。


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