伝説的お笑いコンビ“ローレル&ハーディ”の晩年の姿を描く 「僕たちのラストステージ」を採点!

■〈あらすじ〉

1937年、イギリス人のスタン・ローレル(スティーヴ・クーガン)とアメリカ人のオリバー・ハーディ(ジョン・C・ライリー)によるお笑いコンビ、ローレル&ハーディは、多数のハリウッド映画に出演し人気を博していた。16年後、スタンの映画の製作費を得るために、2人は英国でホールツアーを開始する。すでに過去の人となった2人への待遇は悪く、客の入りも芳しくない。しかし、宣伝活動に力を入れながらツアーを続けるうちに、次第にファンを取り戻していく。大成功に終わったロンドン公演の夜のパーティーで、2人は口論になってしまい、溜め込んでいた不満をぶつけあう。翌日、険悪なムードのまま臨んだ営業仕事の最中に、オリバーが突然倒れてしまい……。


■〈解説〉

伝説的なお笑いコンビの晩年の姿を描く伝記ドラマ。監督は『フィルス』のジョン・S・ベアード。98分。


  • 中野翠(コラムニスト)

    ★★★★★主役コンビの愛憎を超えた深い関係。主演2人の献身的演技。地方劇場や当時の映画界の様子、衣装調度、音楽。感涙。


  • 芝山幹郎(翻訳家)

    ★★★★☆芸能史の曲り角を見つめ、芸人コンビの間を流れる親密な情感と不信の棘を細筆で描く。主演ふたりも抑えが利いている。


  • 斎藤綾子(作家

    ★★★☆☆誰もが体験する老いと病の厳しさが、お笑いコンビにじわじわ迫る。切なさはあったが2人を知らないせいかやや退屈。


  • 森直人(映画評論家)

    ★★★★☆黄昏に輝く芸人の生き様。ローレル&ハーディ版『ライムライト』の趣。良い題材とW主演に敬意を表して拍手は強めに。


  • 洞口依子(女優)

    ★★★★☆化粧の下の名喜劇デュオを丁寧に演じる2人。ゴダールも愛したローレル&ハーディで涙するとはまさに老いるショック。


伝説的お笑いコンビ“ローレル&ハーディ”の晩年の姿を描く 「僕たちのラストステージ」を採点!

INFORMATION


「僕たちのラストステージ」(英、カナダ、米)
新宿ピカデリーほか全国順次公開中
監督:ジョン・S・ベアード
脚本:ジェフ・ポープ 
出演:スティーヴ・クーガン、ジョン・C・ライリー、シャーリー・ヘンダーソン、ニナ・アリアンダ ほか
http://laststage-movie.com/


(「週刊文春」編集部/週刊文春 2019年5月2・9日号)


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