「彼に必要なのは自信だけ」 ヤクルト・原樹理と楽天・伊藤智仁のチームを超えた師弟関係

 いいピッチングをするけれども、結果が伴わない。まさに、これまで伊藤智仁が何度も口にしていた「もどかしいピッチング」だった。この日、攻撃陣の精神的支柱であり、打撃好調の青木宣親は「休養日」ということで、スタメン出場はしなかった。先発投手が早々に打ち崩され、何とか中継ぎ陣の踏ん張りで試合を成り立たせている現状。その中で、ブキャナンとともにQSを計算できる数少ない投手の一人である原樹理が先発するときには「フルメンバー」で戦ってほしい、と考えてしまうのは彼のファンだからこその、贔屓の引き倒しなのだろうか?


 いずれにしても、原樹理は6敗目を喫し、楽天は見事に勝利した。この日の結果について、彼は何を思ったのだろう? そして、伊藤智仁コーチは、三塁側の楽天ベンチから、彼のピッチングをどのように見たのだろう? 原の伊藤に対する「恩返し」は、この日は実現しなかった。これからも続く野球人生。いつか必ず、「恩返し」をする瞬間はやってくると信じたい。それがこの日ではなかったことが悔しい。結果がすべてのプロの世界において、先発投手として、きちんと試合を作った。それでも負けた。それがこの日のすべてなのだ。


■いつか来る「恩返し」の瞬間に向けて

 昨シーズン終盤の原樹理は実にたくましかった。あるインタビューでは、「後半戦は常に勝てる気がした」という、「らしくない」強気の発言まで見られた。この発言について本人に聞いたことがある。


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