打力より人間力 母校を訪ねてわかった広島・鈴木誠也のルーツ

「去年のオフにも、この教室に来てシチューを食べてましたよ」


『鯉のはなシアター』という番組でこれまで幾多のプロ野球選手の母校を訪ねたが、家庭科実習室の黒板やハンドソープにサインを残している選手は初めてだった。


打力より人間力 母校を訪ねてわかった広島・鈴木誠也のルーツ

■「最高で~す!」だった鈴木誠也の学園生活

 東京千代田区。嘉納治五郎イズムを継承する日本武道館を抜け、夏目漱石の『吾輩は猫である』の文中にも登場する靖国神社を望みながら一つ角を曲がると、治五郎と漱石の学び舎でもあった二松學舍大学附属高校が見えてくる。


 鈴木誠也の学園生活は、彼のお立ち台での決まり文句であった『最高で~す!』にも似た充足した日々だった。当時の担任・曽根先生は「人柄のよい生徒で、いつも彼の周りには人が集まっていました」と評し、「以前、テレビで“ヨッシャー”を“Eッシャー”と書き違えていましたが、実は高校1年の時から“1-E組”を“1-ヨ組”と間違えていたんですよ」という天然エピソードも語って下さった。


 そんな誠也は、よく家庭科実習室に足を向けていた。彼の狙いは、家庭科の篠田先生が実習で残った食材で作ってくれる『即席まかないメシ』。お腹がすくと訪れ、シチュー、ハヤシライス、グラタン、そして甘いモノには目がないらしく生徒が実習で作ったクッキーをバクバク食べていたのだという。プロ入り後も人知れずこの実習室の扉を叩き“第二の母の味”である即席まかないメシに舌鼓する侍ジャパンの4番候補の姿を想像し、可愛らしさと親近感を覚えた。


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