藤井聡太七段が学び、英国王室も御用達 「モンテッソーリ教育」に1日密着してみた

■「僕が見本をみせましょう」先生になりきる子ども

 なにせこの附属「子どもの家」では、30人以上もの子どもがそれぞれに好きなおしごとにとりかかるわけですから、さまざまな場所でさまざまな活動が行われています。


 男の子3人組は紙皿とおりがみとストローを使ってバッタをつくる工作にとりくんでいました。


「難しいじゃん!」


 ひとりの男の子が不平をもらします。


「じゃあ、僕が見本をみせましょう」


 まるで先生気取りの男の子が手本をみせて、残りのふたりがそれをまねます。


「あれ? 切ってないんですか?」「2本ずつありますよね」とリーダーの男の子は先生になりきります。


 お友だちふたりが指示どおりにバッタを完成させると、先生役の男の子は、「バッタの家族のできあがり!」といって、自分の手さげ袋のなかに3匹のバッタをいれました。


■水をこぼして失敗しても慌てない

 ホチキスの練習というおしごともあります。色紙にホチキスとおなじ大きさの線がいくつも描かれていて、それにぴったりと合うように、ホチキスをはめていくのです。この段階を経て、ホチキスを使用した工作もできるようになります。


 ある小さな女の子は、本物の縫い針と糸と布を使って、クロスステッチのおしごとにとりくんでいました。布には方眼の印刷がしてあり、それに沿って糸を縫えばいいようになっています。縫い方の手順を示すため、厚紙と毛糸でできたサンプルも用意されています。先生が手づくりしたものです。それをみながら作業を進めます。


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