星野仙一氏の采配と似てる? 阪神・矢野監督が選手の心を掴んだ理由

「最初は“続”金本と言われてましたが、むしろ“脱”金本。浪花節的な人情味と明るさで、選手とファンの気持ちをガッチリ掴んでます」


 スポーツ紙デスクがこう語るのは、阪神の矢野燿大(あきひろ)監督(50)のこと。昨季最下位のチームを託され、苦戦が見込まれるも、ここまで健闘している。“矢野カラー”が強く出たのが6月9日の日本ハム戦。大腸ガンから復活した原口文仁を同点の9回に代打で起用すると、期待に応えてサヨナラヒットを放った。


星野仙一氏の采配と似てる? 阪神・矢野監督が選手の心を掴んだ理由

「監督は号泣して、試合後には広報担当に『いや、もうたまらん。水持ってきて』と会見を中断した。こういう高校野球の監督のような熱い面が、選手のハートに響いている感じがします」(同前)


 結果責任を負い、めったに選手を責めない点も、選手の力を引き出しているようだ。


「去年まではミスをすればコロコロ代えられるので、『ベンチを見て野球している』と言われていた選手たちが、ノビノビと野球を楽しめるようになってきた」(同前)


 6月14日のオリックス戦では、先発の西勇輝を8回まで引っ張り、結果として5失点。リリーフした藤川球児も打たれて試合に負けたが、矢野監督は「俺の継投が一個遅れた」と2人をかばった。


「評論家は、西の出来を考えれば続投はおかしくない、と話していた。勝てば自分の手柄で、負けたら選手のせいにする監督と逆。人心掌握術に長けた上司です」(担当記者)


■星野仙一を思い出す矢野采配

 そんな矢野監督だが、サヨナラ負けした6月15日のオリックス戦の後、2塁にスライディングしなかった4番・大山悠輔のプレーに「論外」と激怒。しかし、翌日の試合でも大山を4番で出場させた。


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