なぜ新宿駅の「箱根そば」では1日2000杯も売れるのか? 人気の秘密を直撃してみた

「箱根そば」といえば、小田急線の名わき役的存在の人気の駅そば店である。自分も昭和の終わり頃、下北沢駅改札ヨコにあった「箱根そば」で「かき揚げそば」を食べて感動した記憶がある。それ以来、小田急線を乗り降りすれば必ず暖簾をくぐってしまうわけである。


「箱根そば」を経営する会社は(株)小田急レストランシステムである。今回は代々木にあるこちらの会社に訪問して、箱根そばのおもしろ情報や人気の秘密をじっくりと聞いてみることにした。


 話をうかがったのは、箱根そば事業部長の清水一洋さん、営業推進部課長の長谷川真也さん、そして高橋律子さんの3人である。


 今回の「箱根そば」のキーポイントは、「謙虚な気持ち」、「ぶれない味の追求」、「地域に寄りそった店」、「ユーモア」といったところ。


なぜ新宿駅の「箱根そば」では1日2000杯も売れるのか? 人気の秘密を直撃してみた

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■「『箱根そば』の名前の由来は?」「実は……」

――箱根そばの創業はいつ頃ですか?


清水さん「創業は1965年(昭和40年)。小田急新宿駅の各駅停車の7番線ホームに1号店が誕生しました。そのあとはサミダレ的に店が増えていきました。1号店は今はもうありません」


――屋号の「箱根そば」の由来は?


清水さん「実は、真相は不明なんです……」


 意外な回答が返ってきたので驚いた。私の予想としては、小田急小田原線の終着駅は箱根湯本駅。つまり、「箱根そば」と命名すれば、箱根への郷愁が生まれ、電車利用者が増えると考えたからと予想したのだが、それも不明だそうだ。当時の会社のお偉いさんが決めたのだろうか。


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