「あの瞬間から記憶がないんです」 野村祐輔が語った8・22甲子園決勝

 球児の夏は早い。彼らが紡いだ白球ドラマの余韻に浸る間もなく、甲子園の浜風は涙や汗や黒土を8月22日の決勝戦に集約していく。


 今日8月22日――。この日付を今でも忘れ得ぬ選手が広島カープにいる。『奇跡の逆転満塁本塁打被弾で涙に暮れたエース』広島・広陵高の野村祐輔だ。彼は“悲劇の投手”として甲子園に名を刻む球児となった。しかし彼は「あの一球があったから今の自分がある」と語る。そこにはどんな人生訓があったのか? かつて番組(「鯉のはなシアター」:広島ホームテレビ)で取材したメモを元に野村祐輔の『あの日』を再現してみたい。


「あの瞬間から記憶がないんです」 野村祐輔が語った8・22甲子園決勝

■その瞬間から記憶がなくなったんです……

 甲子園史上初の決勝戦での逆転満塁ホームラン。それを味わったのが野村祐輔(広島)と小林誠司(巨人)のバッテリーを擁した広陵だった。


 12年前の今日、8月22日――。野村は5万人が見守る灼熱のマウンドに立っていた。8回表を終えて4―0。この日の野村は、序盤こそやや制球を乱したが、回を重ねるごとに得意のスライダーはキレを増し調子を上げていった。7回を終えた時点で10奪三振、被安打はわずか1。残すアウトは6つ。広陵応援団、いや観衆の大部分が広陵の勝利を確信していただろう。


 しかし、その夏『がばい旋風』を巻き起こし、無名の公立高校ながら決勝まで駒を進めてきた佐賀北高ナインの目は未だ活気に満ちており、ゆっくりと甲子園の魔物を揺り起こしていくのだった。


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