電動車椅子で生活する私が「24時間テレビ」と“感動ポルノ”を支持する理由

 夏真っ盛りである。夏の風物詩といえば花火、かき氷、そしてなんといっても「24時間テレビ」と“感動ポルノ”にまつわる論争である。


電動車椅子で生活する私が「24時間テレビ」と“感動ポルノ”を支持する理由

 私の名前はダブル手帳( @double_techou )。身体障害者手帳1級(重度脳性麻痺)と精神障害者手帳3級(発達障害)を持っていることから思い付いた安易なペンネームを使って執筆している。生まれつき歩くことができず、背筋は湾曲し、右手も自由にならないため、電動車椅子で生活している。


 私は「24時間テレビ」に代表されるいわゆる“感動ポルノ”に何ら問題を感じない。以前執筆した「 障害者から見た『感動ポルノ』について 」というブログと重複する部分もあるが、以下に私の持論を展開したい。


■“感動ポルノ”批判の問題点

 まずはじめに、「感動ポルノ」とは何だろうか。現在ではその定義も拡散しているが、本稿ではこの言葉が人口に膾炙するきっかけとなったオーストラリアのコメディアン、ジャーナリストの故ステラ・ヤング氏(2014年に逝去)のスピーチ「 私は皆さんの感動の対象ではありません、どうぞよろしく 」に準拠したい。


 ステラ・ヤング氏は感動ポルノを「障害者をモノ扱いし、健常者が感動したりやる気を起こしたりするために利用すること」と定義する。そして「障害者が特別視されるのではなく真の成果で評価される世界」を望むため、感動ポルノを問題視する。




 


 彼女のスピーチには一理ある部分もあるが、私は基本的に反対の立場だ。理由は、彼女の言うように障害者を特別視せず「真の成果」(健常者と同じ物差しで測った社会的成功)なるもので評価される世界になれば、障害者の努力が過小評価されてしまうからだ。


あわせて読みたい

文春オンラインの記事をもっと見る 2019年8月24日の芸能総合記事
「電動車椅子で生活する私が「24時間テレビ」と“感動ポルノ”を支持する理由」の みんなの反応 38
  • 匿名さん 通報

    現場の人間から言わせてもらうと、正直、番組で扱ってる内容って全部キレイごとなんだよね。現実とは全然違うから観る価値がない

    12
  • 匿名さん 通報

    障害者が自発的に努力して何かをなしたなら、それは称賛に値する。 24時間テレビは周囲が無理矢理苦労させているから、もうイジメとしか思えない。

    8
  • 匿名さん 通報

    デーブ・スペクター曰く、障害を持つ方へのサポートを目的にしているはずなのに、実際は広告代理店と企業の利益と、イメージアップのために続けられている、とのこと。

    7
  • 匿名さん 通報

    要はチャリティー番組なのだから金が集まるのなら感動ポルノだろうが、綺麗ごとばかり言おうが一向にかまわない。問題は集めた金以上にギャラや製作費がかかることが問題だろう。完全に本末転倒な状態。

    6
  • 匿名さん 通報

    障害者の記事だと健常者から何も言えなくなってしまう ‐ この現状を変えてほしいのだったらなぜこの記者は障害者であることを表明したのか?

    6
この記事にコメントする

\ みんなに教えてあげよう! /

トピックス

今日の主要ニュース 国内の主要ニュース 海外の主要ニュース 芸能の主要ニュース スポーツの主要ニュース トレンドの主要ニュース おもしろの主要ニュース コラムの主要ニュース インタビューの主要ニュース

芸能総合ニュースアクセスランキング

芸能総合ランキングをもっと見る

コメントランキング

コメントランキングをもっと見る

芸能の人気のキーワード一覧

新着キーワード一覧

このカテゴリーについて

話題の芸能人のゴシップや噂など最新芸能ゴシップをお届けします。俳優やタレントやアイドルグループなどの情報も充実。