「教育委員会は、大ウソつき」埼玉県川口市で高1生徒がいじめを苦に自殺

 市教委は、3回目の自殺未遂をした半年後の2017年10月、市長に「いじめの重大事態」と調査委員会設置について説明。同年11月2日、ようやく調査委の第1回会合を開いた。1回目の自殺未遂から数えると1年2ヶ月、3回目の未遂からは7ヶ月も放置していた。


 しかし母親は、いじめの重大事態や調査委の設置について説明を受けていない。聞き取りもされておらず、「信用できない」と話していた。遺書にある「大ウソつき」という記述は、こうした市教委の対応に加え、学校側がいじめをなかなか認めず、認めた後でも十分なケアがされず、学習支援もされないまま、中学校を卒業することになった点などを指していると見られる。


 進学した高校については、「学校は楽しい」と話していた、という。欠席はない。しかし、9月になり、学校が始まったことや、近くに加害者の家があることなどで、精神的に不安定になっていた。


■「これ以上、どう頑張ればいいんですか?」

 辰乃輔さんは2016年4月、中学校に入学すると同時にサッカー部に入った。初心者だったために、同級生や先輩から「下手くそ!」「ちゃんと取れよ!」と言われたり、いじめのターゲットにされていく。悪口を言われたり、仲間はずれにされ、学校に行き渋るようになる。


 母親は顧問の教師に、辰乃輔さんがされているいじめを伝えた。顧問は「知りませんでした、気をつけます。すみません」と答えた。しかし、その後もいじめは続いた。


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「「教育委員会は、大ウソつき」埼玉県川口市で高1生徒がいじめを苦に自殺」の みんなの反応 68
  • 匿名さん 通報

    いじめ問題の教委の対応はどこも同じ。真相究明ではなく自己保身。こんな機関が現場の教師を縛っていることこそ大問題。

    42
  • 匿名さん 通報

    担任は生徒を守るために何をした?教育委員会の顔色伺ってるだけの先生に当たると悲劇だね。

    31
  • 匿名さん 通報

    現場にいない連中(教育委員会)に権力を持たせたらだめだよ。現場で処理させないと。

    26
  • 匿名さん 通報

    「大人の事情」で逃げてばかりでは解決出来るわけがない。

    24
  • 匿名さん 通報

    親が味方と当人が認識しているなら親御さんには学校に行かない選択肢も提示して欲しい。家族皆で行かないと負けと感じているのかも知れないが、自分の人生は生き延びてこそつくれる。

    21
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