自殺志願者を募った池袋ホテル殺人 犯人が書いていた「自殺の脚本」の中身

 本人は「女性から殺してほしいと頼まれた。手で首を絞めた」と供述しているという。東京・池袋のホテルの客室で江東区南砂の無職、荒木ひろみさん(36)が殺害された事件。警視庁は9月18日、埼玉県入間市の大東文化大4年、北島瑞樹容疑者(22)を殺人の疑いで逮捕した。


自殺志願者を募った池袋ホテル殺人 犯人が書いていた「自殺の脚本」の中身

 警視庁担当記者の話。


「荒木さんは12日夕方、一緒に住む両親に『病院に行く』と告げて家を出た後、手足を縛られ、布団圧縮袋とシーツにくるまれた遺体となってホテルで見つかりました。目立った外傷はなく、わいせつ目的は確認されていない。防犯カメラにはキャリーケースを持った男の姿が映っており、捜査一課は周辺のカメラ映像をたどって北島を特定しました。袋などは事前にスーパーで購入し、殺害方法を携帯で検索した形跡もあり、計画的な犯行が疑われます」


“計画的”とは刑事裁判で多用される用語だが、それというのも、計画性は殺意の強度や怨念の度合いを指すとみられているからだ。


 だが今回、北島は荒木さんと初対面。それでも男女をホテルの一室に落ち合わせたのは、ツイッターでのやり取りだった。


「北島はツイッターの複数のアカウントを持ち、自殺志願者を募っていた。そこに応募したとみられるのが荒木さんです。捜査一課が北島や荒木さんの携帯電話から削除されたデータを解析するなどした結果、判明しました」(同前)


 思い出されるのは2017年、ツイッターなどに自殺願望を書き込んだ9人の男女を「一緒に死のう」と誘い出して殺害した白石隆浩被告(28)の事件。「本当に死にたいという人は1人もいなかった」と言いながらも殺害を続けた白石の明確な動機は、いまだ謎だ。


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