25kmで水3トン “コスパ悪い”乗り物「SLの運転ってどのくらい難しいの?」――東武に聞いてみた

 令和になって、今や鉄道も自動運転の時代が目前である。すでに一部の路線では自動運転が導入されているし、近い将来あらゆる路線で自動運転の列車が走るようになりそうだ。なんだかワクワクするような、新時代のお話である。が、そうした中で、ハイテクの自動運転とはまったくの対極、究極のアナログの列車も人気を集めている。究極のアナログ列車とは、なにか。そう、蒸気機関車である。


■SLの運転は電車とはまったく違う?

 自動運転とは行かずとも、最新の電車ともなればかなりの部分がコンピューターで制御されていて、運転操作もだいぶシンプルで楽になっているという。それに対して、蒸気機関車はコンピューターなどとはほとんど無縁のアナログ列車。いったい、どのようにして運転をしているのだろうか。それを知りたくて、東武鉄道の下今市駅近くにある下今市機関区を訪れた。この機関区では2017年8月から「SL大樹」という列車を走らせている。話を聞かせてくれたのは、そこでSLの機関士たちを束ねる運輸科長の眞壁正人さん。やっぱりSLの運転は電車とはまったく違う?


「そうですねえ……。よく言うのは、『電車は運転する、SLは“動かす”』ということ。もうぜんぜん別物ですよ」


25kmで水3トン “コスパ悪い”乗り物「SLの運転ってどのくらい難しいの?」――東武に聞いてみた

 そもそも大きく違うのは、乗務する人数。電車だったらひとりで運転台に座るが、SL大樹では3人乗務が基本だという。ひとりが運転台に座ってさまざまなハンドルを操ってSLを動かす機関士。残る2名がそれをサポートする機関助士である。


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「25kmで水3トン “コスパ悪い”乗り物「SLの運転ってどのくらい難しいの?」――東武に聞いてみた」の みんなの反応 1
  • 匿名さん 通報

    自動車だってキャブの時代はエンジンスタートが難しかったし、暖機運転は当然必要だった。今でもキャブ車は生き物だと思ってる整備士さんは多い。ツインチョークって知ってるかい?

    0
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