「好きすぎて気象庁を辞めました」日本でただ一人“蜃気楼だけを追いかける”33歳男性の話

■気象庁での天気予報の仕事から「蜃気楼一本に」

――幻ではないということですが、写真を見るとすごく神秘的な光景ですよね。佐藤さんはどのタイミングで蜃気楼を知ったんですか?


佐藤 実は高校時代から魚津に住んでいて、よく釣りをしに魚津港に遊びに行っていたんです。そこで釣りをしていると、近所のおじさんが「蜃気楼が出てるよ、見てごらん」ってよく教えてくれたんですよね。


 全国的にも学校の理科の教科書には魚津の蜃気楼が紹介されています。魚津に住む僕にとってはすごく身近な現象でした。


――そこから蜃気楼の沼に……?(笑)


佐藤 それが違って……。最初は火山地質学という分野に興味を持って、気象庁に勤めたんです。


――気象庁にいらしたんですね。どんなお仕事だったんですか。


佐藤 2010年に就職して、福島や秋田など東北地方の気象台で予報官と協議して天気予報を作る仕事をしていました。庄内空港での気象観測もしましたね。仙台管区気象台では、火山に関する調査をしていました。


 気象庁職員は南極にも行けるので、火山や南極に関する部署を希望していたんですが、なかなか自分の興味ある分野で研究する機会を得られなかったんです。そんなときに、蜃気楼を研究する学芸員の募集を見て「やるしかない!」と思い立ちました(笑)。


――気象はまさに蜃気楼に関係する分野になりますが、その知識が今生かされているわけですね。


佐藤 そうですね。気象庁にいた時に大学院に進んで、気象分野でマスター(修士号)を取りました。その知識は今も生かされています。


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  • 匿名さん 通報

    人生を一つのことにかけて、のめり込む。羨ましい。出来る人は少ない。

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2019年11月12日の芸能総合記事

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