山崎まさよし「泥棒だって人間だよ、ということが伝わればいいなと思います」

 14年ぶりに長篇映画に主演する山崎まさよしさん。約20年前、初主演映画『月とキャベツ』でコンビを組んだ篠原哲雄監督との再タッグだ。演じるのは、ミステリー界の巨匠・横山秀夫の連作短篇集『影踏み』の主人公・真壁修一。司法試験を目指していたが、学生時代のある事件をきっかけに泥棒として生きるようになったダークヒーローだ。


山崎まさよし「泥棒だって人間だよ、ということが伝わればいいなと思います」

「もともと、横山さんの小説の大ファンだったんです。文体のスピード感が気持ちよくて、どんどん引き込まれるし、痛快です。また、ミステリーとして犯人を捜すだけでなく、普通は光の当たらない場所や人のことがしっかり描かれていると思います。


 初めて横山さんにお会いしたのは、『月とキャベツ』のロケ地だった群馬県で毎年開かれている『伊参(いさま)スタジオ映画祭』というイベントです。群馬出身の小説家として横山さんがゲストで呼ばれていて、ずっとお会いしてみたかったので、挨拶に行きました。元新聞記者の方ですし、小説が硬質な文体なので、怖い人なのかなとひそかに思っていたのですが、穏やかで、柔らかい物腰の方でした」


 篠原監督も参加していたこの映画祭がきっかけで、意気投合した3人は、自然と映画を作る流れになったという。その後、横山氏側から候補として提案されたのが『影踏み』だった。


「横山さんの小説は、警察組織に属する、いわば『官』の人が描かれる小説が多いですが、『影踏み』は唯一『民』の人間、しかも泥棒というアウトローが主人公です。僕自身は、どこにも属さずに生きてきた人間です。自分は『民』の人間で、税金をきちんと払いつつ、フリーの立場で権力に対抗している、という意識がどこかにあります。医者や弁護士を演じるのは無理だけど、泥棒なら演じられるかも、と思いました。泥棒をしたことはないけど、一種の職人気質を持つ男と考えれば、ミュージシャンである自分にも想像できる面はあるのかなと。泥棒が主人公の映画は異色かもしれませんが、泥棒だって人間だよ、ということが伝わったらいいなと思います」


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「山崎まさよし「泥棒だって人間だよ、ということが伝わればいいなと思います」」の みんなの反応 5
  • 匿名さん 通報

    歌しか聞いたことなかったが、先日ラジオでしゃべるのを聞いて、とても面白い印象もあった。かっこいい。

    3
  • 匿名さん 通報

    犯罪を犯すことやそれを正当化することは人としてどうなんだろう。更生視点が仮にあるとしてもまずは初犯をさせないような環境が大切。窃盗や詐欺が頻発するなかで映画が誤ったメッセージとなりませんように。

    1
  • 匿名さん 通報

    見るに耐えない面構え。大コケ決定!!

    1
  • 匿名さん 通報

    コソ泥が巨悪に対抗する話なのかな。だったら観たいなあ。

    0
  • 匿名さん 通報

    現実と映画の区別がつかないタコ野郎共に、語るなよ

    0
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