「みんなが泣くからさぁ……」映画『鉄道員』で高倉健が堪え切れなかった涙の理由

こうして、『鉄道員』は難産の末、出発進行しました。


■温かな涙、切ない涙、感慨無量の涙……

『鉄道員』で高倉が演じたのは、廃線が決まった北海道のローカル線の終着駅を守る駅長・佐藤乙松。親子2代で“ぽっぽや”一筋に生き、生後2ヵ月の1人娘を亡くした日も、妻に先立たれたその時も、「仕方ないっしょ。ぽっぽやだから……」と、定時安全運行を守り抜きます。孤独にあってもひたすら職務を全うし、気づけば、廃線と定年が目前に迫っていた――。

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この映画で高倉はそれまで見せたことのない涙を流しました。駅長・佐藤乙松として見せた涙、父親としての懺悔を思わせる温かな涙。記者会見やインタビューで東映時代を振り返るときに見せた切ない涙、映画賞授賞式での感慨無量の涙……。


衣装合わせで大泉の撮影所を訪れた日から、高倉の涙腺はゆるみっぱなしのようでした。


「参ったよ、今日は!予定よりかなり早く着きそうだったんで、(迎えの車の)運転手さんに言って、撮影所の周りを回ってもらったんだ。見事に様子が変わっててね、自分が通ってたころが、ずいぶん遠い昔になったような気がした。で、門をくぐったら、みんな整列して出迎えてるんだよ。僕はそういうことが一番苦手だってわかってるはずなのに……。


部屋に入ったら、僕がいたころのまま、神棚までそのまま置いてあってね。僕が東映辞めたあとも、スタッフがとっておいてくれたんだって。たまんなかった。僕のこと、そんな風に思ってくれてたんだって、ちょっとグッときたね。そのあとは、何とか部の誰それですって、懐かしい顔が次々挨拶に来てくれて。みんなが泣くからさぁ……もらい泣き!」


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  • 匿名さん 通報

    高倉さんの最後のご遺体に、肉親さえも会わせなかったのはなぜですか?

    1
  • 匿名さん 通報

    健さんが大切にされていた水子地蔵を撤去したのはなぜですか?

    1
  • 匿名さん 通報

    健さんが住んできたお家を壊してしまったそうですが、愛しい方の長年の住まいを、いとも簡単に無くしてしまえる心理が理解出来ません。

    1
  • 匿名さん 通報

    健さんがお世話になってきた、チーム高倉の皆さんには形見分けも無いんですか?そんな薄情で無礼なことを、高倉健が望むわけがありません。貴女の一存で多くの方々が傷ついていても平気に生きられる女性なんですね。

    1
  • 匿名さん 通報

    「高倉について、余計な他言をしないでいただきたい。」実の妹さんによくもそんな口止めができますね。養女の立場を利用して好き放題が過ぎませんか?

    1
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