職業“ヌードモデル”の兎丸愛美「裸ってとても心地良い」

職業“ヌードモデル”の兎丸愛美「裸ってとても心地良い」

 プロのモデルが脱いだという話はよく聞くが、兎丸(うさまる)さんの場合、最初に世間に公開した写真が裸だった。


「19歳の頃、死にたいと思っていたんです。家庭科の先生になるつもりで大学に通っていたんですが、姉が先に教師になって、追い越せないな、って。私は6人きょうだいの末っ子で、上と比べて何をやっても中の上。全然自信が持てなかったんです。それで遺書のつもりで、ネットで出会った人に裸の写真を撮って貰った。その時、裸ってとても心地良いなと思ったんです」


 その写真をネットで公開すると、思わぬ反響があった。


「それをきっかけに、『ヌードモデル』宣言をしました。そういう括りの職業って、それまでなかったから(笑)」


 21歳の時に、カメラマン・塩原洋氏に写真を撮らせて欲しいと頼まれ、3年かけて撮り溜めた写真が、写真集『きっとぜんぶ大丈夫になる』(玄光社、発売中)になった。


「今年4月に写真展を開いたんですが、若い女性がたくさん来場してくれてすごく共感してくれた。こんなにだめだった自分が、人にいろんな感情を引き起こせることがとても嬉しかったです。私にとって、裸は単に服を着ていないということではない。喜怒哀楽、全て醜い部分も含めて裸でありたいと思っています」


(「週刊文春」編集部)


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