“地銀の優等生”スルガ銀行の転落 君臨してきた“ドン”はどうなる?

 シェアハウス「かぼちゃの馬車」の破綻劇は、ついに金融庁によるスルガ銀行への緊急立ち入り検査に発展した。


「不正融資にスルガ銀行が関与していれば、業務停止命令を含む重い行政処分は避けられない」(金融庁関係者)


「かぼちゃの馬車」を運営するスマートデイズは4月9日に倒産したばかり。物件オーナーを見つけて、シェアハウスの建築から管理運営まで請け負う「サブリース」で業容を急拡大させてきた。そのオーナーに、積極的に融資してきたのがスルガ銀行だ。


「投資家説明会を支店で開催し、オーナー向けの融資をほぼ独占するなど、スマートデイズとスルガは一心同体でした」(同前)


“地銀の優等生”スルガ銀行の転落 君臨してきた“ドン”はどうなる?

 だが、融資のために提出された通帳の改竄が発覚するなど不正が次々に明るみに。


「スマートデイズが開いた説明会では、1月に解任された大地則幸元社長が、スルガ銀行の役員および大半の融資を実行した横浜東口支店長(当時)と面談していたことが明らかになりました」(同前)


 スルガ銀行は、個人取引に特化した独自のビジネスモデルで5期連続過去最高益を上げてきた地銀の優等生だ。


「地銀に厳しい金融庁の森信親長官からも高い評価を得ていた」(地銀幹部)


 その経営を主導してきたのが、創業家5代目の岡野光喜会長兼最高経営責任者だ。40歳で頭取となると、1980年代にいち早く個人特化を打ち出し、08年には敵対関係にあった郵貯と住宅ローンの提携を行うなど、他行と一線を画する経営を展開する。

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「“地銀の優等生”スルガ銀行の転落 君臨してきた“ドン”はどうなる?」の みんなの反応 13
  • 匿名さん 通報

    日本企業は大半が前例踏襲の事なかれ主義。たまに一皮剥けて野心をもつとすぐに犯罪スレスレ行為で稼ごうとする。要は経営層の質が低すぎるのだろうけど、有能で社会にも貢献できる経営者が少ないね。

    5
  • 匿名さん 通報

    スルガ銀行の印象が一気に悪くなった。個人への融資を増やすためにスマートデイズを利用して不正融資を行ったと思われても仕方が無いんじゃないか。

    5
  • 匿名さん 通報

    アベノミクスの第1の矢、日銀のマイナス金利などによって地方銀行の経営状況が悪化しているからね。アベノミクスで追い詰められたスルガ銀行も苦肉の策だったんだろう。

    4
  • 匿名さん 通報

    幾ら融資して貰っても金利が7.5%じゃ事業として成り立たない。スルガ銀行と言う看板をぶら下げているが昔のサラ金より悪質だ。

    1
  • 匿名さん 通報

    シェアハウスで儲かると思う人達もちょっと世間知らずだが、その人達につけ込んだ不動産屋と銀行は、昔から悪のタッグだな。

    1
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