最悪だった日大アメフト部・内田前監督の記者会見を決定付けた「ピーク・エンドの法則」

最悪だった日大アメフト部・内田前監督の記者会見を決定付けた「ピーク・エンドの法則」

 それにしても何のために緊急会見を開いたのだろう。日本大学アメリカンフットボール部の悪質タックルをめぐり、内田正人前監督と井上奨コーチが開いた会見は、あまりにひどいものだった。


 宮川選手の言葉が具体的で合理的、一貫性があって迫真性があっただけに、内田氏と井上コーチの発言は指示を否定しただけで、要領を得ない。


 内田氏は質問に対してしらっとした表情ながらも、一般論で答えたり、回りくどい表現をしたり、「これは信じないでしょうが」「言い訳になってしまうのですが」と答える前に打ち消しをしたりと、嘘をつく時に見られる特徴が多かった。反対に井上コーチは苦悶の表情をうかべ、しどろもどろで、発言も徐々に変化していく。そんな会見から見えてきた問題点を、認知心理学や行動心理学から分析してみる。


■見えているはずのものが見えない

 まずは内田氏が反則行為の後、すぐに注意しなかった点について「言い訳になってしまうのですが、その時、ボールを見てしまいまして、宮川選手のところを残念ながら見ていない」と話したことである。メディアで流されるその時の画像では、内田氏はボールの方ではなく、宮川選手の方に身体も顔も向けているのだが、本人は見ていなかったと主張した。


 見えているはずのものが見えない現象を、認知心理学では不注意盲目(非注意性盲目)という。人には無意識のうちに、このような知覚に関する錯覚が生じることがあるため、内田氏の言い分を全面的に違うとは否定できない。だが、「週刊文春」によって公開された音声データから試合後のコメントを聞くと、あの反則行為を見ていなかったと強弁することには無理がある。

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「最悪だった日大アメフト部・内田前監督の記者会見を決定付けた「ピーク・エンドの法則」」の みんなの反応 9
  • ものみんた 通報

    何もかも失い反省し真実を話そうとする学生、嘘をつき通し学生に責任を押しつけ保身に必死な指導者達。日大アメフト部の仲間達真実を語り正義を貫いてほしい。

    15
  • 匿名さん 通報

    行動心理学だ?笑 そんなものを持ち出さなくたって、社会人を半世紀以上もやってりゃあ内田が極悪人で大嘘つきだってことくらいわかるんだよ。日大生よ正義を求めて全学ストをやる気概はないのかね。

    5
  • 匿名さん 通報

    某有名大学のラグビー部のグラウンドで仕事をした際、OBの爺さん達が自分達は挨拶しないくせに、挨拶しなかった業者は出禁。何がそんなに偉いんだか。そんなもんじゃないの大学って。

    4
  • 匿名さん 通報

    上っ面ばかりの学長の会見はその前の監督とコーチの会見を補助する位最悪。これで(学校の体面>学生保護)が日本大学の体質だという事が改めて強調された会見だった。

    4
  • 通りすがり 通報

    「その瞬間」を見ていなくたって、試合が終わればビデオがあるわけで、自分の指示と違うなら選手を呼んで注意するはず。それをしていない段階で、あのプレーは監督の意向通りだったとわかる。

    2
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