髭男爵・山田ルイ53世が語る「僕を通り過ぎた一発屋たち」

自ら「一発屋芸人」を名乗る髭男爵山田ルイ53世さんが、レイザーラモンHG、コウメ太夫テツandトモなど“テレビから消えていった”芸人を追跡取材、雑誌ジャーナリズム賞作品賞を受賞した新刊 『一発屋芸人列伝』 。


今や視聴率トップを走り続ける日本テレビが90年代、当時の覇者フジテレビをどのように逆転したのかを描いた、てれびのスキマ(戸部田誠)さんのノンフィクション 『全部やれ。 日本テレビ えげつない勝ち方』 。


もともとテレビやラジオ番組を通して親交のあった二人がそれぞれの本を読んで、一発屋芸人と日本テレビをテーマに対談しました。


髭男爵・山田ルイ53世が語る「僕を通り過ぎた一発屋たち」

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■「絶対これは何らかの賞獲りますよ」

山田 スキマさんとはフジテレビの『放談ナイト』に一緒に出て以来ですね。


戸部田 そうですね。僕は『一発屋芸人列伝』を『新潮45』で連載しているときから愛読していたので、あの番組で、「絶対これは何らかの賞獲りますよ」って言ったんですけど、ホントに「雑誌ジャーナリズム賞」を獲られて。


山田 おっしゃってくれましたよね。あんまり自分から、スキマさんがあのときボソッと賞を獲ると言ったとおり、「賞を獲りました!」って言うのもなんか変な話やから言わんかったんですけど(笑)。


戸部田 実は、山田さんの連載時に僕も『新潮45』に制作会社ハウフルスの菅原正豊さんについてのルポルタージュを書いたんですが、担当編集が同じ方なんですよ。


山田 Dくんですよね。もう会社辞めちゃいましたけど。じゃあ、あの時期、Dくんを悩ましていたのは、俺じゃなくてスキマさんなんだ(笑)。俺が書いた1万5千字の原稿をDくんが1万字にして戻してきたら、俺がまた2万字にして返したという。で、Dくんの胃がちぎれそうになったという話があったんですけど(笑)、そういうことをやっていたでしょ、スキマさんも。二人で彼を苦しめたんじゃないですか(笑)。


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