あれから10年 田母神俊雄が語る「田母神論文事件とは何だったのか?」

――今回のインタビューでは「田母神論文」の内容を検証するのではなく、なぜ田母神さんがこうした論文を書くに至ったか、そして今どのような考えをお持ちなのか、その「歴史観」がどのように形成されたのかをお伺いしたいと思っています。


田母神 ええ、どうぞ。何でも話しますから。


■自衛隊幹部普通課程で出会った渡部昇一先生の本

――人間が持つ歴史観や思想には必ず読書体験が関わってきます。田母神さんの場合、これに影響を受けたとすぐに思い浮かぶ本は何でしょうか。


田母神 本と言えば亡くなられた渡部昇一先生の本から多くの影響を受けています。30歳の頃に出会った『ドイツ参謀本部』。渡部昇一先生の本です。当時私は市ヶ谷にある自衛隊幹部学校に入校(自衛隊では自衛隊の学校に入ることを入学とは言わず入校という)していました。幹部普通課程という、当時は3ヶ月半くらいのコースがあったんです。自衛隊に入って7、8年経てばみんな交代で入るようなコースなんですけど、そこで教官がいろんな本を紹介するわけです。その中にあったのが『ドイツ参謀本部』。


――まさに軍事に関する研究を深めるために手に取った。


田母神 そうですね。でも私は不勉強でしてね、その時、渡部先生の専門が言語学だということも知らなかった。ただ単にこれは軍人が読むべき本だと思っていました。そこからこれを書いた渡部先生というのはどんな人だろうと本を渉猟しました。ベストセラーになった『知的生活の方法』はもちろん、『日本史から見た日本人』の古代編、鎌倉編、昭和編。私は渡部先生にすっかりハマりまして、私たち仲間内のグループにお招きして講演していただいたこともありました。30代はまさに渡部昇一を読んで過ごしていたようなものです。


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「あれから10年 田母神俊雄が語る「田母神論文事件とは何だったのか?」」の みんなの反応 20
  • 匿名さん 通報

    戦後、日本だけが悪いというプロパガンダが横行している。それでは、アジア、アフリカの全域を植民地にしていた西欧諸国は正義なのか。違うでしょう。

    15
  • 匿名さん 通報

    確か幹部学校の教授だったか学校長の経歴があったんじゃなかったけ?論文を読んだけど書き方が小学生の作文レベル。学問として研究してたとは思えないレベル。それで賞をもらってもねぇ。この人が受賞ありきの話。

    13
  • 匿名さん 通報

    論文が正しければ辞任などしなかっただろう

    11
  • 匿名さん 通報

    敵を知るために、刑務所では朝日新聞を購読した方がよかったのでは

    11
  • 匿名さん 通報

    田母神さんもアパホテルも大好き、私たちを生まれながらに”戦犯の子孫”とほざく近隣3カ国は大嫌い

    10
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