“失言大臣”桜田五輪相を“恐怖新聞”読売が怖がる理由?

「恐怖新聞」をご存じだろうか。


「その新聞に書いてあることは後日、現実に起きる」「一日読むごとに100日寿命が縮む」という、つのだじろう先生の名作漫画。


 最近「これは恐怖新聞ではないか……」と感心してしまう新聞がある。読売新聞である。読売が書いた内容が後日現実となっているのだ。


 ここ1か月でもその「スクープ」はすごい。


■読売を後追いする各紙という構図

 まずは10月11日。


「外国人労働者 永住可能に 新在留資格 熟練の技能 条件」


「政府、来春導入へ法案


 1面見出しのあとには《外国人労働者の受け入れ拡大に向け、政府が来年4月の導入を目指す新制度の全容が10日、判明した。》とある。


“失言大臣”桜田五輪相を“恐怖新聞”読売が怖がる理由?

 このあと各紙が追い、今まさにこれが国会で論議されているのはご承知の通り。


その3日後の10月14日。今度は、


「消費増税 来年10月実施 2%還元 中小店舗に補助」


「首相あす表明」


 またしても各紙は後追い。そして安倍首相は前日のこの記事どおりに増税を表明した。


■政権が何を考えているか、読売を読めばわかる

 ああ、読売が書いたことは現実になるのである。読者の命は縮まらないが、他社の記者は命が100日縮む思いであろう。外国人労働者と消費税の「スクープ」。最近だけでも寿命が200日縮んだかもしれない。可哀そうな朝日新聞……。まさに読売=恐怖新聞説ではないか。


 政権が何を考えているか、読売を読めばわかる。新聞が時の権力に近くていいのか? 官報みたいでいいのか? という議論は当然あろう。一方で政権の動向を知るには便利。利用するしかない。

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「“失言大臣”桜田五輪相を“恐怖新聞”読売が怖がる理由?」の みんなの反応 7
  • 匿名さん 通報

    朝日、毎日、東京新聞は野党の瓦版に成ったて事ですね。

    16
  • 匿名さん 通報

    官邸は読売に政府の考えを事前に流しているだけ。政府の考えを流そうとする限り他社が遅れるのは当たり前。今の新聞が政府の拡声器であり続けるかどうかが問われているだけだ。

    13
  • 匿名さん 通報

    読売は新聞の役目を捨てて安部政権の瓦版に成ったって事ですね。

    12
  • 匿名さん 通報

    12:02よ、東京新聞は正義・真実を書いているがお前には読めないのか、あるいは読まずに馬鹿ウヨの評判をここに書き散らしているのか。

    4
  • 匿名さん 通報

    『今の新聞が政府の拡声器であり続けるかどうかが問われているだけ』も理解できるが一方で『特定アジアの拡声器であり続ける』のも問題である。

    2
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