【流行りのケトジェニックダイエットとは？】

※石黒成治著『食べても太らず、免疫力がつく食事法』（クロスメディア・パブリシング）

「ダイエット」

皆さんは、いつどこでこの言葉を覚えたのでしょうか。

物心ついた頃にはすでに知っていたように思います。

皆さんもこれまで何か1つくらいはダイエットにチャレンジしたことがあるのではないでしょうか。

流行ったダイエットはひとまずチャレンジして、いつの間にか止めている経験がたびたびあります。

今回は、年末年始に向けて内臓を労わるのに効果的な「16時間ファスティング」

最近よく耳にする「ケトジェニックダイエット」についてお話していきます。

①16時間ファスティングとは？

その名の通り24時間中16時間を空腹で過ごし残りの8時間で食事をとるファスティング（断食）方法です。

内臓を休ませることで、老廃物や毒素を排出する働きが強化されると言われています。

空腹で過ごす時間はご自身の生活スタイルに合わせてどの時間帯に設定してもOK!

(例)夕食を楽しみたい場合は「昼・夜」に食事をとり、夕食～午前中が空腹タイム

なぜ16時間かというと、最後に食事をとってから12時間程度でケトン体が発生するからです。

人間の体は糖質をカットするとエネルギー源が糖質⇒脂肪(ケトン体)に切りわります。

この働きを利用して効率的な脂肪燃焼を目指します。そう、これが「ケトジェニックダイエット」なのです。

②ケトジェニックダイエットの効果とは？

現在、提唱されている健康的な食事バランスは、

・炭水化物60％

・タンパク質15％

・脂質25％

です。

これに対し、ケトジェニックダイエットでは、

・炭水化物20％

・タンパク質30％

・脂質50％

にします。

「ケトジェニック」とは「ケトン体を導く」という意味です。

もともと、この食事法は1920年にてんかんの治療法として考案されました。

糖質をカットした食事をすると、てんかん発作を予防することができるというものです。

その後、薬の発達により歴史上忘れ去られてしまうのですが、近年になって減量のための食事法、

糖尿病治療法として再び注目されるようになりました。

極端な制限には注意しよう！

食事改善の初期に極端なカロリー制限や糖質制限を行うと、体への負担が大きく逆効果になることも。

制限を行う際はきちんと指導を受けることをおすすめします。

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