世界的にささやかれている半導体不足が、スマホをはじめとした各種機器を直撃するようです。詳細は以下から。
海外メディアの報道によると、大手スマホメーカー各社は2021年6月にも製品価格を値上げする可能性があるそうです。
これは世界的な半導体不足でスマホ向けの各種半導体製品のコストが30%上昇し、供給が不足していることを受けたもの。そのため、同じような仕様であっても今年後半に発売されるモデルは1年前に発売されたモデルより高くなります。
すでにRealme中国法人の社長が「チップやバッテリーなどの原材料が不足しているため、今年の後半にはスマートフォンの価格が変動する可能性がある」と述べるなど、刻一刻と迫りつつある値上げ。
背景には新型コロナウイルス流行で世界中の半導体工場が操業停止・生産能力低下に追い込まれたこと、テレワークやオンライン教育の急速な普及で、半導体製品の需要が一気に伸びたことなどが挙げられています。
なお、グラフィックカードやプロセッサ、メモリ、SSDの価格上昇も顕著で、スマホのみならずパソコンやタブレット端末の製品価格にも影響が出ることは必至。買い換えタイミングにしばらく悩まされることとなりそうです。
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