
子どもたちはシェルターのネコ部屋に入って、保護されたネコに自由に本を読んであげることができます。本を読み聞かせることで、子どものリーディング能力が向上するだけでなく、ネコも子どもたちの声のリズムに癒されてリラックスするそうです。
やんちゃなネコに髪の毛で遊ばれたり、本の上に乗っかられたりしながらも、本を読んであげることを楽しんでいる様子がうかがえます。
動物を飼ったことのない子どもにとっては、ネコたちとの触れ合いは貴重な経験。上の写真の少女は動物が怖いのですが、それを克服するのにもプログラムは役に立っているようです。
シェルターのネコにとって、子どもたちとの時間は人間のぬくもりを感じる幸せな時間に違いありません。彼らは、飼い主が見つかるまでの大切な友達です。
「ブック・バディー」は、アメリカでは広範囲で行われているプログラム。日本のシェルターでもぜひ取り入れて欲しい、心温まる取り組みです。
photo by Love Meow
(文/メーテル徹子)
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