旧帝・早慶など上位校の学生、完全な大手志向は1割 3人に1人はベンチャー志向に

旧帝・早慶など上位校の学生、完全な大手志向は1割 3人に1人はベンチャー志向に


大学生を対象にしたキャリア教育支援を行うNPO法人エンカレッジは8月17日、2021年度に卒業予定の全国の大学生/大学院生を対象にした、「6月時点の就活状況」に関するアンケート調査の結果を発表した。


調査はRECCOOと共同で6月8日~15日に実施。旧帝大、早慶上智、GMARCH、関関同立などを中心にした2021年卒の学部生・大学院生574人から回答を得た。


地方学生が都内のインターンに不参加の理由1位「交通費/宿泊費がかかる」


大手企業とベンチャー企業どちらを志望しているか聞いたところ、「大手企業のみ志望」(10.3%)、「主に大手企業志望」(45.5%)、「主にベンチャー企業志望」(35.9%)、「同じくらい志望」(8.4%)という結果になった。大手を中心に考えている人が半数を超えるものの、21卒学生の3人に1人はベンチャー企業を主に志望している。


関東圏以外の学生は、東京開催のサマーインターンに参加しない学生も多い。参加予定のない学生にその理由を聞いたところ、「交通費/宿泊費がかかる」(52.4%)が圧倒的1位となった。他には、「日程調整が難しい」(22.2%)や「移動時間がかかる」(7.9%)という意見が多かった。


人材会社サポーターズの調査によると、地方学生の就活費用の平均は18万2633円で、関東の学生と比べると約6万円多い。また、交通費と宿泊費は5~10万円未満となっていてその負担は大きい。「オンライン面接」など地方就活生の負担を減らす取り組みは企業側にもみられるが、まだまだ障壁が多いようだ。


エンカレッジの調査では、21卒の学生に長期インターンへの興味についても聞いており、「興味あり」(30.0%)と「やや興味あり」(38.7%)を合わせると興味がある学生は7割を超えた。一方で、8割超の人が長期インターンの経験がないということも分かった。


長期インターンは、短期の場合と比べて、実際の職場の雰囲気や業務スピードを体感できる面で学生にとってメリットも大きい。22卒の学生も含め、時間的余裕のある学生は長期インターンを考えてみてもよいのではないだろうか。

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