企業口コミ・給与明細サイト「キャリコネ」は7月26日、「物流・倉庫業界の労働時間の満足度が高い企業ランキング」を発表した。小売業界に属する企業をピックアップし、キャリコネのユーザーによる「労働時間の満足度」評価の平均値が高い順にランキングにした。【参照元:キャリコネ】
1位は「三菱倉庫」で、労働時間の満足度評価は5点中3.53。2位以降、「日本郵便」(3.45)、「ディー・エイチ・エル・ジャパン」(3.23)、「三井倉庫」(3.14)、「佐川グローバルロジスティクス」(3.00)、「郵船ロジスティクス」(2.91)、「日立物流」(2.84)、「住友倉庫」(2.71)、「センコー」(2.69)、「佐川急便」(2.65)、「日本通運」(2.65)と続く。
■1位三菱倉庫「中堅職員や永年勤続職員に対するリフレッシュ休暇制度も充実」
1位の三菱倉庫に関しては、
「(勤務時間・残業時間・勤務制度について)労働基準法等の関係法令どおりに支給、対応されており、特に不都合な点はありません。(福利厚生について)中堅職員や永年勤続職員に対するリフレッシュ休暇制度も充実。また、前々年度の有給休暇の残日数は、通常の場合では削除されるところですが、長期傷病の場合に当該日数分について消化できる制度があります」(管理部門/50代男性/年収883万円/2017年度)
といった声が寄せられている。三菱倉庫は1887年に創業した老舗で、国内で初めてトランクルームサービスを開始した会社としても有名だ。倉庫業を中心に、港湾運送事業、国際輸送事業、不動産事業などを展開している。2019年3月期の有価証券報告書によると、平均年間給与は約810万円と高水準。