消毒液に使える!各地の酒造会社が相次いで高濃度アルコール製品発売 医療機関から問い合わせ相次ぐ

消毒液に使える!各地の酒造会社が相次いで高濃度アルコール製品発売 医療機関から問い合わせ相次ぐ


全国の酒造会社で消毒液としても使える高濃度アルコール製品を発売する動きが広がっている。すでにキャリコネニュースで紹介したように、菊水酒造(高知県)は4月10日、消毒液と同等のアルコール分を含んだ「アルコール77」を発売する。


このほかにも、笹の川酒造(福島県)は7日、ツイッター上で「SPITITS75」(アルコール度数75%)のボトリングが始まったことを報告。若鶴酒造(富山県)も13日から「砺波野スピリット77」(同77%)を出荷する。


"お酒"としてなら厚労省の承認なしですぐに発売できる


若鶴酒造の担当者は、同商品の発売に至った経緯について



「全国的に高濃度アルコールの需要がひっ迫している中で『酒造会社としてできることはないか』と模索しました」


と説明。同社では、長年の付き合いから度数95%のサトウキビ原料のアルコールを仕入れることが可能で、加水して消毒液と同じ77%に薄めてボトリングする。77%はこれまでに同社が発売したアルコール飲料の中でも最高に近い数字になるという。


また、香料は使っておらず、無味無臭とのこと。「飲んでいただくこともできますが、飲用に適するアルコール濃度に希釈することをお薦めします」としている。


では、なぜ"消毒液"ではなく、同等のアルコール分を含んだ"リキュール"として発売するのか。担当者は「効果効能を謳うと、薬機法(旧薬事法)に抵触する恐れがあるためです」と語る。


効果効能を目的とする商品は、薬機法上「医薬品」と見なされ、厚労省の承認を得なければ製造、販売することはできない。担当者は「当社があくまで酒造メーカーであることに加え、即効性を何よりも優先したいとの思いからお酒として販売することにしました」と説明した。


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