
ツナググループ・ホールディングスは4月15日、新型コロナウイルス感染拡大の影響による「時給で働く人」に関する調査結果を発表した。調査は4月にネット上で実施し、パート・アルバイト・派遣など時給で働く全国の16~69歳948人から回答を得た。
新型コロナウイルスの影響で、3割の人が「仕事が減った」(33.5%)と回答。また、回答者のうち2.2%が「契約を打ち切られた」とも答えた。
仕事の減少は「ウイルスに対して不安があるので助かる」は1割のみ
緊急事態宣言が発令された7都府県に絞ると、「仕事が減った」という回答は37.6%で、全国よりも高い結果となった。仕事が減ったという回答を職種別にみると、飲食業では約半数(49.4%)にのぼった。。
仕事が減ったことに対し、7割が「収入が減って困る」と回答した人が70.0%で、「コロナウイルスに対して不安があるので助かる」(13.6%)を大きく上回った。また、中には「家にいたくないから困る」(10.1%)、「今まで忙しすぎたから助かる」(3.2%)という回答も見受けられた。
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