創業約300年続く老舗だるま店の白河だるま総本舗(福島県白河市)は4月27日、ECサイト限定で「アマビエだるま」を発売した。“アマビエ”は半人半漁の妖怪で、疫病退散に御利益があると言われている。


同社は“コロナ終息祈願”として、少しでも明るい話題を提供しようと製造。パステル調のピンクや水色で着色されており、部屋の雰囲気を明るくする目的にもお薦めだという。


製作は「創業約300年の老舗だるま店」


サイズは、縦85ミリ×横80ミリ。紙、土粘土で作った通常のだるまに、特徴的なヒレ、うろこを描き入れている。目やくちばしもあり、可愛らしい表情にデフォルメされている。


価格は税込み1500円。

販売サイトでは「早く日常生活に戻れるようにコロナ終息を祈願して製作しました」とアピールしている。


アマビエをめぐっては、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、厚生労働省が挿絵を用いた感染防止アイコンを作成するなど、2月ごろからSNS上で注目を集めていた。