
就職活動では、個人情報を事細かく伝える必要がある。そのため、採用する企業側は求職者の個人情報の管理に対し、高い意識を持たなくてはいけない。ガールズちゃんねるに9月15日、「職場の個人情報管理について」というトピックが立った。
現在の会社に8月に入社したトピ主は、入社前の時点から履歴書を従業員間で回し見されたり、名前や生年月日、住所といった個人情報を社内メールで一斉送信されたりしていたという。さらに、トピ主の個人情報を知っているにもかかわらず、同僚から「どこに住んでいるの?」といった質問をされて嫌な気持ちになり、退職を検討していると綴った。(文:石川祐介)
中小企業ほど個人情報の管理が甘い?
残念ながら、個人情報の管理意識が低い企業は多くありそうだ。
「中小企業ではまだたまにあるよね。上の人が全然個人情報の保護について緩い所だと履歴書回し見するし、新しい子が入ってくる時にはみんなに、どこの子で前にどこで働いていたかまで共有していたりする」
「うちもそんな感じだった。入社したらみんな私の年収知ってたよ。ちなみにまだ勤めてるけど中途面接受ける人の履歴書はみんな見てわいわい言ってる。『顔がイマイチ』とか『この経歴でこの年収は足元見過ぎ』とか」
経歴だけでなく、容姿や希望年収に関しても本人の知らないところでネタにされているという。また、寄せられたコメントを見ていると、大手企業よりも中小企業の方が個人情報管理の意識が低い傾向があるが、