気になるこの職場、営業の仕事なのだそうで、とにかく優秀でコミュ力も高い人材のモノマネを延々させて、量産型デキる社員をガンガン生み出そうという方針らしい。そこに個性を重んじるという気風は一切ない。ある意味清々しい。モノマネから学べるところもあるとは思うが、形だけ真似ても仕方ないだろう。
社長が完全プロデュース! つまらない動画を社員に作成させるレンタルビデオ店
それにしても、社員の個性を潰す方向性で舵取りする会社ってのは今の時代、かなり新鮮に見える。ただ、昔……平成の中頃までは、そんな職場も結構あったと思う。
僕が10代の終わりから20代前半の頃。都会に疲弊して地元に引っ込んでからしばらく、場末のレンタルビデオ屋でアルバイトをすることになった。このビデオ屋は県内にいくつか店を展開していたチェーン型の有限会社だった。
ここの社長が変な人で、社員に毎月面白い恰好(全然面白くはない)をさせてお客さん向けの新作お勧め動画を収録させ、店内で流すという性癖の持ち主であった。お客さんは普通にそんなつまらん動画目もくれないし、「不要な努力だなぁ」とか思っていた。
そして、この動画での社員の喋り方も個性重視とかせず、全部社長プロデュース。肝心の社長が面白くないわ、そんな社長のつまらない台本通りに茶番をやらされるわで、社員がみんな哀れな操り人形に思えたものである。
こうした、社員の個性を基本的に無視する職場というのは、でも最近は減っていると思うので、今回取り上げた、デキる営業マンのモノマネ社員工場については、かなり驚いてしまった。
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