
サイボウズは11月17日、「テレワークのコミュニケーション」に関する調査結果を発表した。調査は10月にネット上で実施し、週1回以上在宅勤務をしている会社員・公務員・経営者・役員3087人から回答を得た。
在宅勤務の頻度について、「週に1~2日」が39.4%。次いで、「週に3~4日」(30.5%)、「週に5日以上」(30.1%)と続いた。
■「相手の顔が見えない、状況が分からない」
在宅勤務のコミュニケーション手段を聞くと、最も多かったのは「E-mail」(78.3%)だった。2位以降、「電話」(71%)、「Web会議」(59.3%)、「チャット」(46.4%)、「グループウェア」(37.4%)、「Fax」(4.9%)と続く。
「業務に関わるコミュニケーション」の時間については「30分未満」(53.3%)が最も多かった。次いで、「1時間未満」(23.4%)、「1時間以上」(15%)、「0分」(8.3%)という順になった。
「コミュニケーションがしにくい」と回答した人は56.2%。理由を聞くと、
「相手の顔が見えない、状況が分からない」
「電話など連絡の取りにくさ、メールなど時間がかかる」
といった声が寄せられた。また、中には「通信環境が悪い」という人も。
■「業務に関わらないコミュニケーションは取りにくい」
ランチや交流会などの「職場の人との業務に直接関わらないコミュニケーションの時間数」についても、「30分未満」(45%)が最多で、「0分」(42.4%)が続いた。