足立区に"植民地"を拡大する「東京都北区」を紐解く 『これでいいのか東京都北区』

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エッセイ漫画『東京都北区赤羽』(作:清野とおる)が人気になるなど、ここ最近注目を集めている東京都北区。下町のイメージが強い地域だが、高級住宅地のある滝野川や、桜の名所・飛鳥山のある王子を擁するなど、その魅力は幅広い。


それでも23区の中でもいまだにマイナー感が否めない。今回は書籍「これでいいのか東京都北区」(昼間たかし氏、鈴木士郎氏共著/マイクロマガジン社)の一部を紹介。北区の特徴を周辺地域・足立区と比較しながら解説する。(文:地域批評シリーズ編集部)


23区最悪のイメージはやはり足立区「闇が深い」


足立区に"植民地"を拡大する「東京都北区」を紐解く 『これでいいのか東京都北区』


イメージの点では北区は足立区に明らかに勝っている。筆者が最初に足立区の取材を始めたのは、2006年。実力は似たようなものでも足立区民は北区に憧れる年の秋頃である。この頃の足立区のイメージは酷かった。


『文藝春秋』2006年4月号に掲載された佐野眞一の「ルポ 下層社会」。これをきっかけに、足立区に、これまで日本には存在し得ないことになっていた下層社会が存在していることが知られ、俄然注目を集めるようになったのである。


「地域批評シリーズ」の出版前後から実話誌などからも依頼を受けて、様々なディープスポットに足を運ぶことは、たびたびあった。そうした中でも「美味しいネタ」としてウケて、幾度も潜入したのは、竹の塚のテレクラだ。


21世紀だというのに、鳴り続ける電話。そのへんの主婦……というより、オバサンが見知らぬ男と路上で待ち合わせて、ホテルへ直行する光景。それが、当たり前のように繰り広げられていた。路上での待ち合わせ場所というのが、なにか規則でもあるかのごとく、団地の入口付近の駐輪場。


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