日本企業は「社外学習・自己啓発しない人」が多すぎる その「理由」とは?
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仕事で必要なスキルは全部、仕事で身につけられたのは昔ばなし。技術が進化する中で、それについていけない人の「働く力」はどんどんと落ちていきます。しかし、日本では「企業は学ぶ機会を与えず、個人も学ばない傾向が強い」という調査結果が明らかになりました。なぜ、日本人は学び直しをしないのでしょうか。今後、社会人はどう学んでいけばいいのでしょうか。(文:林 雅之)


■企業は学ぶ機会を与えず、個人も学ばない傾向が強い日本


企業は学ぶ機会を与えず、個人も学ばない傾向が強い日本という状況が、世界と比べても顕著となっています。


日本企業のOJT以外の人材投資(GDP比)は、諸外国と比較して最も低く、低下傾向になっています。社外学習・自己啓発を行っていない個人の割合は46.3%と半数近くと、諸外国と比較してもその差は大きくなっています。


日本企業は「社外学習・自己啓発しない人」が多すぎる その「理由」とは?


労働生産性と学びも関係しているようです。諸外国の労働生産性と仕事関連の成人学習参加率の比較をみると、仕事関連の成人学習の参加率が高い国ほど、時間当たりの労働生産性が高い傾向にあります。


日本企業は「社外学習・自己啓発しない人」が多すぎる その「理由」とは?


実際に、世界と日本の労働生産性を比較してみると、日本の一人当たり労働生産性はOECD諸国の中でも下位となっています。2020年の日本の就業者一人当たりの労働生産性は78,655ドル(約809万円)と、OECD加盟38か国中28位、米国の約56%にとどまっています。


日本企業は「社外学習・自己啓発しない人」が多すぎる その「理由」とは?


労働生産性と労働市場の流動性との関係もみてみましょう。労働市場の流動性と労働生産性は、相関関係があり、労働流動性が低い国の労働生産性が低くなっています。日本の労働市場の硬直性が、労働生産性の低迷を引き起こしている可能性が数値からは読み取れます。


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