就職先は「大工の学び舎」 高学歴の若者を引きつけ、育て続ける平成建設の先見性

就職先は「大工の学び舎」 高学歴の若者を引きつけ、育て続ける平成建設の先見性
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東日本大震災の復興や2020年の東京五輪需要などで、いま建設業界は活況を呈している。ところが現場で作業する職人が足りず、若手はなかなか集まらない。そんな中、高学歴の大学や大学院を卒業した若者の人気を集める建設会社があるという。


平成元年に静岡県沼津市で創業した平成建設。2014年11月18日放送の「ガイアの夜明け」(テレビ東京)は、発想を変えたやり方で若手を集め、ベテランの技術を継承して行こうとする新たな取り組みを紹介していた。


■下請管理ではなく、自社の社員で施工まで行う


総務省の労働力調査によると、建設業界で働く人は499万人と1997年のピーク時の7割程度で、いまも減少を続けている。高卒で建設業に入った人の47%が3年以内に辞めるという厚労省のデータもあり、現場を支えるのは55歳以上が3割、29歳以下は1割ほどだ。


しかし平成建設は社員数545人で、今年の内定者が48人。若手社員は「東大の建築学科で日本建築の歴史を学んでいた」「京大の建築学科で建築を学んでいた」など、高学歴の大学や大学院生が9割ほどを占める。


今年の春入社した百野太陽さん(26)は早稲田大学大学院を修了し、沼津市の社員寮で暮らしている。大学院の同級生は大手ゼネコンや有名設計事務所を目指したが、百野さんは平成建設しか受けなかった理由をこう話した。



「建築に携わる時、実際にモノを作るという実感まで味わいたくて。大工の現場の技術を学ぶために、学び舎として平成建設がいいなと思いました」


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