"公平"と"平等"重視のPTA 「無意味な会合」のために仕事を休む母の複雑な心境

報告はメールや手紙で十分伝えきれるような内容。それでも集まらなければならないは、各委員の公平性を保つためだという。



「大変な委員は情報共有だけで終わる日がないと聞きます。だから参加回数は平等にってことなのでしょうけれど、正直、意味のない集まりのために仕事を休まなければならないのは納得がいきません」


■パートとはいえPTAで休むのは避けたい、家計だって厳しい


働く母親にとって、定例会以外にも頭を悩ませる出来事がある。それが、学校行事やPTA主催のイベントだ。



「運動会や発表会、式典などの学校行事では、来賓対応、校内の見回り、写真撮影などもPTAの役割です。また、委員独自の活動やPTA主催のイベントはメインで動くので、準備から片付けまですべてやらなければなりません。そのための打ち合わせや準備も必要で、定例会以外にも仕事を休まなければいけないことが多いんです」


行事やイベントの当日はもちろんのこと、担当決めや準備など、事あるごとに定例会とは別日で招集をかけられる。その度に仕事を休まなければならず、「どっちが本職? という気持ちになります」とこずえさんは言う。


しかも、なかには定例会よろしく無意味に感じる集まりもあり、複雑な思いで帰路につくこともあるそうだ。



「パートとはいえ、休みが多ければ職場へ迷惑が掛かります。それに、家計が厳しくて働いているので、できれば休みたくありません。でも、みなさん同じ状況なので、私ばかりが仕事を優先するわけにもいかず……。1年の辛抱だと思って、我慢しているのが本音です。子どもが2人いるので、もう一度やらなきゃいけないと思うと今から気が重いです」


すべての保護者が"平等に"委員活動へ参加し、すべての委員が"公平に"開催されるPTA。専業主婦の多かった発足当時は融通のきく母親も多かったであろう。しかし、働く母親が増えた今、仕事を休んでまで出席することへ抵抗を感じる母親は多い。存続のためには、時代に合わせたPTAの在り方を検討することが歴然だ。


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