今日5月26日はプレミアムフライデー。午後3時には会社を出て、ショッピングやデートに繰り出す人が多い……といいのだが、実際にはほとんどの人が早帰りできていないのが現状だ。
ジャストシステムが4月に発表した調査によると、「3月のプレミアムフライデーで15時退社を実行できた」と回答した人はわずか3.7%。完全に上手くいってない。しかし経済産業省は、プレミアムフライデーの普及に「手ごたえを感じている」という。
「ネガティブな意見もあるが、早帰りに取り組む企業は増えている」
経済産業省流通政策課の担当者は、キャリコネニュースの取材に対して、「じわりと広がってきている」と語った。
「プレミアムフライデーは本日で4回目を迎えます。今日は、丸の内でイベントが開催されますし、千葉ロッテマリーンズもナイターを行うようです。じわりと広がってきているなと感じています」
3.7%の人しか15時に帰れていないという調査もあるが、あくまでも「理解は広がっている」ということだった。
「確かにネガティブな意見もあろうかと思います。しかし早帰りに取り組む企業は確実に増加しています。第1回目の2月24日には136社でしたが、5月23日時点で早帰りを予定している企業は476社にまで増えています。じわりじわりとご理解が広がっているという手ごたえがあります」
「サービス業の方はがっぽり稼いで別の日に休んでいただきたい」
プレミアムフライデーの導入が決まっとき、「月末の金曜日は忙しい」という声も上がっていた。この日程に決まったのは、「給料日の後だから」だという。