中学生がなりたい職業トップ10に入る「ユーチューバー」。8月9日放送の「ホンマでっか!?TV」で、人気ユーチューバーのヒカキンさんがユーチューバーならではの過酷な生活や悩み、収入の仕組みなどを明かした。
ヒカキンさんはユーチューブのチャンネル登録者数が約1020万人。番組では「日本一のユーチューバー」として紹介された。
■「インフルエンザになったら『なりました』という動画を投稿」
番組の中で、収入の仕組みについて「動画の再生回数に応じた広告収入」と「商品などの紹介による収入」があると説明した。動画での広告収入は1再生につき0.1円程度で、ヒカキンさんの動画再生数は65億回以上。つまり広告収入だけでも約6億5000万円の収入を得ていることになる。
まだユーチューブが日本語対応していない時期から動画を投稿し続け、下積み時代はスーパーでバイトをしていた。しかし今は今で人気ユーチューバーなりの悩みがあるという。
「何するにしても365日『これ動画にした方が面白んじゃないか』ってことを常に考えてしまうのと、歳を取るにつれ感動したり喜ぶことが少し減ってる気がする」
ヒカキンさんは自宅の専用スタジオで、企画から撮影、編集をすべて一人で行い、毎日更新している。2016年は841本の動画を投稿しており、
「『インフルエンザになりました』とか『ノロウィルスになりました』っていうのも動画に撮るんですよ」
と、もはやワーカホリックというより強迫観念になっているようだ。以前ヒカキンさんが投稿した動画でも過酷な生活が映し出され話題になっていたが、相変わらず多忙のようで飲みに行くこともなく、食事もコンビニで済ますことが多いという。