ネットの奇習「台風コロッケ」、イオンが販売戦略の1つに 「昨年同時期を上回る売れ行き」と好調

ネットの奇習「台風コロッケ」、イオンが販売戦略の1つに 「昨年同時期を上回る売れ行き」と好調

イオンリテールが10月21日、台風に備えてコロッケを通常時の5割増産すると発表したことに、ネットが沸き立った。「台風の日にコロッケを食べる」という、ネットでネタとして消費されてきた風習が、現実の店舗の販売戦略に影響を与えたことに驚きが広がっている。


■以前から9月に台風が来るとコロッケが早急に売り切れる店舗があった



「台風コロッケ」とも呼ばれるこのネタは2ちゃんねるで生まれた。2001年8月に立ったスレッド「【台風11号パブーク】上陸秒読み実況スレッド14号」の111番目に書き込まれた、



「念のため、コロッケを16個買ってきました。もう3個食べてしまいました」


が発祥と言われている。結果的に死者6人を出すなど猛威を振るったパブークについて、スレッドでは全国の気象情報や状況など緊迫した内容が書かれていたが、突如コロッケの話題が出たことで「マターリしてて思わずワラタ」「コロッケ食べたくなってきた。作っちゃお」などのほっこりした反応が集まった。


この書き込みによってその後、台風が来た時にコロッケに言及するネットユーザーが増え、今では元ネタを詳しく知らない人も「台風直撃だからコロッケ買いに行かなきゃ」とツイッターで呟くなど、ネット民の「作法」の1つとして使われるようになっている。


イオンリテールの広報担当者は今回の増産について、



「9月の台風時、通常の完売時間よりも早い段階でコロッケが売り切れた店舗がありました。こうしたことからお客様の中に、台風の日はコロッケを求めるニーズがあるのではと踏みました」


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