深刻な地方の医師不足、年収2200万円でも採用できず 青森県深浦町

深刻な地方の医師不足、年収2200万円でも採用できず 青森県深浦町

地方における医師不足が深刻だ。青森県深浦町が年収2200万円で医師を募集していたにも関わらず、結局採用できなかったことが5月8日までにわかった。


深浦町の人口は男性3972人、女性4449人の計8421人(2018年2月末)。同町には現在、町営の診療所が2つある。唯一残っていた民間の診療所は2017年3月に閉院した。


町営の診療所には、2013年まで3人の医師がいた。しかしそのうちの2人が退職したため、同町は医師を追加で募集していた。


「元々診療所に勤めていた76歳の医師に戻ってもらうことに」



待遇は悪くない。年収2200万円で住宅完備、光熱水費・通信費も無料。学会や研修参加のための旅費も町が負担するというものだった。しかしそれでも新しい医師の採用には至らなかったという。診療所の担当者は、次のように話す。



「公募と紹介の双方で医師を探しており、何人かの応募もありました。しかし希望よりも年収が少なかったり、家庭内の事情があったりと折り合いがつきませんでした。そこで元々診療所に勤めていた76歳の医師に戻ってきてもらうことになりました」


ひとまず医師を1人確保できた形だが、いずれまた医師不足に陥ることが目に見えている。同担当者は、「1町村単独で医師を確保するのは難しく、地域の枠組みの中で医師を派遣してもらいたいと思っています」という。


深浦町は、五所川原市やつがる市、鰺ヶ沢(あじがさわ)町など2市4町で構成する「つがる西北五広域連合」に加わっている。市町村が連携して行政運営にあたるための枠組みだ。


あわせて読みたい

キャリコネの記事をもっと見る 2018年5月9日の社会記事
「深刻な地方の医師不足、年収2200万円でも採用できず 青森県深浦町」の みんなの反応 3
  • 匿名さん 通報

    田舎暮らしはイヤだという医師が多いんじゃないだろうか。年収よりも暮らし。

    1
  • 匿名さん 通報

    医師になるには学費が高すぎて一般人がいくら志をもっても簡単にはなれない。しかもコネが強い世界なので、楽に儲かる仕事は世襲の医師が独占しブラックな仕事は庶民上がりに押し付ける。業界として腐ってる。

    0
  • 匿名さん 通報

    ふつう3000万は出さないと来ないよ。

    0
この記事にコメントする

\ みんなに教えてあげよう! /

トピックス

今日の主要ニュース 国内の主要ニュース 海外の主要ニュース 芸能の主要ニュース スポーツの主要ニュース トレンドの主要ニュース おもしろの主要ニュース コラムの主要ニュース インタビューの主要ニュース

社会ニュースアクセスランキング

社会ランキングをもっと見る

コメントランキング

コメントランキングをもっと見る

国内の人気のキーワード一覧

新着キーワード一覧

このカテゴリーについて

国内に起きた最新事件、社会問題などのニュースをお届け中。