突如現れ人類を襲った謎の敵ネウロイ。ネウロイによってユーラシア大陸の大部分を占領された人類が希望を託すのは、魔法力を動力に空を飛ぶ「ストライカーユニット」を駆り、唯一ネウロイに対抗できる魔法力を持つ魔法少女「ウィッチ」たち。『ストライクウィッチーズ』はかわいい少女たちと無骨な銃器の取り合わせによるミスマッチや、アニメの物語だけには収まらない膨大な設定・世界観から、いまだに人気が衰えない作品です。

 今回ご紹介する「シャーロット・E・イェーガー」は、この世界でのアメリカ合衆国にあたるリベリオン出身のウィッチで、「シャーリー」という愛称で呼ばれています。

【※一部、ネタバレの内容を含む可能性が御座います。ご注意下さい。】

■明るいリベリアン

 ネウロイが出現するのはユーラシア大陸の主に欧州側。遠く離れたリベリオンにとってネウロイ被害は対岸の火事であり、実害をまだ受けていないこともあってか、対ネウロイの連合国軍への参与には消極的でした。シャーリーがウィッチになったのも、特に祖国や人類を守りたいという気持ちがあったからではありません。シャーリーはもともとバイクのスピード記録を競う競技の選手で、その世界で頂点を極めた彼女がさらなるスピードを求めて入ったのが航空ウィッチの世界・・・というわけです。

 そんな事情もあって、シャーリーにはあまり戦争に対する深刻さがありません。奔放な生活態度は、度々ミーナ隊長やバルクホルン大尉に咎められますが、反面年少のウィッチたちにとっては気さくなお姉さん的存在で、特に最年少のルッキーニにとっては精神的な支えとなるほど大切な人です。