【アニメキャラの魅力】表があれば裏がある！？学年一の優等生「綾辻詞」の魅力とは？『アマガミSS』

　『アマガミSS』はゲーム・アニメともに人気を博した、高校生の恋愛模様を描いた作品です。作品内でクラスの委員長として登場するのが、今回ご紹介する「綾辻詞（あやつじつかさ）」。何をしても完璧にこなす彼女は、学年一の優等生といっていいでしょう。生徒だけでなく先生からも厚い信頼を寄せられる彼女ですが、実はそれは表の顔・・・。しかし、裏の顔も知ったらきっともっと彼女を好きになるに違いありません。二つの仮面を上手に扱う彼女の魅力、ぜひ知ってほしいと思います。

【※一部、ネタバレの内容を含む可能性が御座います。ご注意下さい。】

■ミス・パーフェクト

　綾辻さんのすごいところは、あらゆる角度（勉強・運動・容姿・性格）から判断して“完璧”といえるところです。その文字の表す通り、小さな欠点ひとつ見当たらない超人なのです。授業の水泳の補習を先生の代わりに担当したりもします。これにはさすがに「どれだけ先生からの信頼を得ているのですか！？」と突っ込まざるを得ません。とにかく、綾辻さんに任せておけば万事OKと思われているのでしょう。しかし、ときどき深読みしすぎて失敗する彼女もとても可愛いです。

■裏の顔が過激（ドS）

　表では猫を被って優等生を演じていますが、裏はその反動なのかかなり過激です。裏の顔を知られてしまった主人公に対しては、二人きりのときに限り、事あるごとに言葉で責めたてます。その姿とギャップに最初は驚きますが、それが段々と癖になり、ここで新たな扉を開いてしまうファンも多いとか・・・。

　例をあげるなら、主人公が綾辻さんの手作り弁当に感激しているところで、「犬が芸をしたらご褒美をあげるでしょ？」とかさらりと言ってのけるのです。また、あるシーンでは言いがかりをつけてくる生徒に「無能にも許容範囲があるから」とさらりとディスったり・・・。頭が良い分ボキャブラリーも豊富で大変なことになります。こうなると、綾辻さんの秘密の手帳（そこに表で出せないことを書き込んでいるらしい）には、一体どれほどの内容が書かれているのでしょうか。見たいような見たくないような・・・。こんな綾辻さん、驚きの黒さから「黒辻さん」なんて呼ばれることも。

「綾辻さんは裏表のない素敵な人です。はい復唱」

綾辻さんと言えばこのセリフが頭に浮かびます。ここから全ては始まるのです。

■感情が豊か

　裏の顔を知ることで、より「綾辻詞」の魅力を感じることができます。綾辻さんだって人間ですから、大変なときに余計な頼み事をされれば面倒だと思うこともあるでしょうし、なによりそれが普通の感情です。笑顔を絶やさない表の顔も良いのですが、毒を吐いたり怒ったりするところを見ていると、より彼女の人間らしさに親しみを覚えます。

　だからこそ、みなさんもぜひ“黒辻さん”に会ってほしいです。ただゲームをするときはBADエンドには注意してください。ポッキリと心を折られても責任は持てません。

【原稿作成時期の都合により、内容や表現が古い場合も御座いますがご了承下さい】

★記者：けみ（キャラペディア公式ライター）

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