【アニメキャラの魅力】何者にもなれない者を憎み壊す!?ミステリアスな悪人「渡瀬眞悧」の魅力『輪るピングドラム』
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(C)ikuni chowder pengroup
 意味がわからなすぎる事と美しいアニメーションで有名な『輪るピングドラム』。ある時は司書、あるときは医者、ある時は秘密組織、ピングフォース(KIGA)のリーダー。そして、謎が謎を呼ぶアニメ『輪るピングドラム』のキーパーソンであり、もっともミステリアスな男、それが今回ご紹介する「渡瀬眞悧(わたせさねとし)」です。初回オープニングから、謎のピンク髪で赤目の美形として話題でしたが、中盤9話『氷の世界』で初めて登場する事になります。

【※一部、ネタバレの内容を含む可能性が御座います。ご注意下さい。】

■わけのわからなさが最大の特徴

 大事なキャラクターが8話まで出ないというトリッキーな状態が、幾原作品の幾原作品らしさです。中央図書館のそらの孔分室の司書として登場し、シラセ&ソウヤという黒ウサギモチーフのショタを二人連れています。ちなみにそらの孔分室は地下61階、あり得ない深さがまたファンタジーです。

 ピングフォースは、もともと第36次南極環境防衛隊のメンバーであった「渡瀬眞悧」と、主人公の「高倉冠葉」「高倉晶馬」兄弟の父、「高倉剣山」が作ったようです(憶測)。彼は「何者にもなれなかった」ので、「僕達を必要としなかった世界」を壊さずにいられないそうです。全く理解できません。とにかく荻野目桃果を欲し、桃果に選ばれたかった事だけは分かります。

■あなたを世界から永遠の闇の中に追放する

 桃果は万能小学生です。「世界の乗り換え」という必殺技を使うことができ、体が業火に焼かれるという代償を払えば、この世界をこの世界ではない世界に取り換えることができます。そして、ピングフォースが起こしたテロ事件の影響を最小限にとどめるため、悪意の塊である「渡瀬眞悧」をこの世界から追放しようと、「世界の乗り換え」の呪いを使いました。