【※一部、ネタバレの内容を含む可能性が御座います。ご注意下さい。】
■見た目に反して妹想い
長身に長い手足、眉毛が太く眼光だけでも人が殺せそうな「間柴了」。何人もの対戦相手を再起不能にし、“死神”と呼ばれて恐れられるボクサーです。しかし、全く似ていない4歳下の妹「久美」を溺愛する良き兄でもあり、そのギャップがとても魅力的なのです。
久美に思いを寄せる主人公の一歩は、久美と会ってもことごとく間柴に首を突っ込まれ、いつも顔を青くして恐怖におののいています。もはやお約束になっている光景ですが、しかし毎回笑ってしまいます。
■強烈な怖キャラ
登場シーンで火の玉を背負い、足音はどんな場所でも「かつーんかつーん」、嬉しい時も眉間に皺を寄せて笑いを堪え、その形相は憤怒の如し・・・。その風貌と相まって、怖キャラとして強烈な個性を発揮する間柴。普段周りを戦々恐々とさせている彼ですが、それ故、妹に対しては弱かったり戸惑ったり、時に暴力を振るわれたり・・・、そんなギャップのある日常が、とても新鮮でクスッとしてしまいます。また、鴨川ジムの板垣とも何故か気が合い、ちょくちょく会っている模様。そうした彼の意外な面が現れるたびに、そのギャップに萌えてしまうのです。