乗換案内サービスを手がける「ジョルダン」(東京・新宿)は、銚子電鉄(銚子市)とコラボすると発表した。同電鉄が新たに名付けた愛称「犬吠崖っぷちライン」に、いち早く対応したのをきっかけに実現。
ユーザーの「崖っぷちエピソード」を募集し、イベントで担当者が代わりに叫ぶなど、ユニークな取り組みが予定されている。
 20日に犬吠駅前で開かれる「銚子×台湾 崖っぷち銚電まつり」でステージイベント「崖っぷち遠吠えコンテスト」を実施。電車にまつわる“崖っぷちエピソード”をジョルダンのアプリ「乗換案内」のユーザーから募集し、担当者が代わりに叫ぶという。募集と結果発表は投稿プラットフォーム「note(ノート)」の同社公式ページで行われる。
 会場ではコラボ商品「銚電、乗換案無(のりかえあんない)Tシャツ」も数量限定で販売する。銚電の車両とアプリのアイコンを融合させたデザインで、サイズは子ども用から大人用までそろえる。
 このほか、18日から同アプリ内でコラボ着せ替えも登場。同アプリで鉄道会社の着せ替え提供は初の試みという。ジョルダンの担当者は「交通事業者や自治体、利用者の力になりたいと考えており、縁あってコラボが実現した。銚子の集客や魅力発信につながれば」と力を込めた。
 (田村理)
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